自動ドア装置そのものは、耐久消費材のため使用途上において、扉開閉作動の振動等により、装置締結ボルト、ナット、ビス、制御装置のリレーの差し込み等に緩みが生じたりいたします。また、定期検査をせずに長期間使用致しますと、装置の回転部において磨耗、損傷等が生じてその起因により突発的に故障が発生する事があります。
突発的に故障が発生致しますと、技術員の手配、修理部品の手配等の対応に手間取り、復旧作業が遅れ、お客様にご迷惑をおかけする事になりかねません。そしてお客様におかれましても突発的な故障のため、不測に修理費が発生する事になります。
又、操作スイッチの老朽化等の原因で感度不良となり、通行途中に扉が閉じてきて、通行人が怪我をし、法外な賠償金を請求されて思わぬ損害を被る事にもなりかねません。
この様な観点から保守契約により定期点検を行なう事によって、突発的に起こり得る故障を、早期に発見してその手当てを的確に行い、故障を未然に防止する事が大切であります。
